買い物編の後編となります。
私たちはスーパーを梯子したのですが、ハムを買いたいと言い出した姑、スーパーの中の肉屋さんへ進みます。すると彼女「ちょっと見えないわ!」と老眼鏡を取り出したのですが、どうも汚くて使えない様子。
すると・・
「すいません~。ちょっとメガネが汚れてみえないのよね。何か拭くもの持ってない?」
私・・固まる
しかし!!店員さんが中からクリーナーとキッチンペーパーを持ってきてくれました!
嘘!!驚愕する私を尻目に満足げな姑。ふきふきして、ハムをオーダー。
いやいや、ドイツならではの文化ですね。私が思うにドイツ人は、誰かが困っていたら助ける。手を貸す。これが文化に浸透していて、普段の生活で私も何度か助けてもらったことがあります。使い方がわからなくて、困っていると教えてくれたり、私が倒れたときも、驚くこともなく、手際よくいろいろ持ってきてくれたり、私はドイツ人のこういう文化は大好きです!そして、あとから大丈夫?とニコニコ話しかけてくれたりします。
ドイツ人のこういう優しさに触れるたびに、私はドイツに来てよかったと思います!
とここまでは、まあまあ・・ありかと思うのですが(え?なし?)
なんとその後
突然、「あ!そうだわ。スーパーで使えるポイントカードの説明してあげる」
と言い出した姑・・すたすたとポイントカードの機会に進みます。
「あれ?おかしいわね。どうやるんだったかしら?」
わからんのかい!!と突っ込みたいのを我慢する私。
「あれ?あれ?」
すると突然姑が大声で叫び始めました。
「Hilfe!!」←ドイツで助けてです。
めっちゃ!大声!またまた引く私。
近くを通りかかった男子高校生が、やってきて親切に説明してくれたのですが、もう恥ずかしくて恥ずかしくて、私は顔が赤くなっていたと思います。
彼らも苦笑いしながら、理解できない姑にゆっくり教えてくれました。ありがとう!学生さん。
いやいや、本当に彼女は笑わせてくれます。姑の珍事件については、まだまだあるので小出しで書いていこうと思います。
この話を夫にしたら、すっごい驚きながら爆笑していました。でも、うちの夫、何か自分の手に負えないことがあると、姑に助けを求めます。もうどうしたらいいかわからないという大きな問題のときだけですが、私が夫に「どうしよう・・どうしよう」と云うと夫が「君も知っているでしょ?彼女を!彼女に任せたら大丈夫」と笑う夫。
私たちからしたら、頼れる姑でもあります。(笑)
まあ、私から見たらかなり似たもの親子ですが・・・
では今日はここまでで
ciao!