ドイツと日本で似ているなと思うことがたまにあります。数年しか住んでいないので、私の周りの人を見ての個人的な見解ですのでご了承ください。
【言葉の使い方】
ドイツでは、初めてあった人と、親しくなった人では、「あなた」という呼び方が変わります。Sie はあなたの敬語を使う相手にはこのSieを使います。そして、親しければDuを使います。
このこだわりは、ドイツ人にとっては大事なようで、初対面の人にDuと言って怒られている人を見たことがあります。私は姑にはじめ、Sieを使っていたら、Duにして、と言われました。これは、上下関係というよりは、距離感ですね。
あとは、夫にベルリンの親戚の家に行く前に、ベルリンではSieを使わずにDuを使う人もいて、フレンドリーな接し方だから、初対面でDuと呼ばれるかもしれないけど、驚かないように言われました。実際には、英語で会話していたので、Duと呼ばれていたのかは不明です。(笑)
Darf ich Sie duzen?
(duで話してもいいですか?)
【並ぶ】
ドイツも日本と同じように何かを買う時に並びます。以前、クリスマスマーケットで並んでいたら、40-50代の男性がきて、急に割り込んできました。ビックリし過ぎて、固まってしまったのですが、後ろにいた年配の女性が大きな声で
「みんな、並んでいるのよ。あなたも並びなさいよ」
と言ってくれました。
デジャブ、この光景、日本でも見たことがある。どの国にも図々しい人と、それを注意する光景があるのだなと思いました。
ただ、最近では外国人が増えてきており、並ぶ文化がない国から来た人が普通に割り込んでくることがあります。私は以前、外国人が多い街に住んでいたときに、1日に2回も割り込まれて、凹みました。日本でも外国でも割り込まれても言えない、小心者の私って、いったい・・・。
【もの作り文化】
これはテレビを見ているとよくそう思います。その手の番組には日本ではこうです。というように、日本が登場してくることが多々あります。夫が好きで見ている番組なのでウル覚えですみません。
【時間を守る】
これは、日本人でも個人差があり、時間を守らない人はたくさんいるので、全ての人ではないですが、基本的には約束した時間を守ります。ドイツ語のテキストにもこの話題はしばしば、出てきますね。
私は他の国の友人もいますが、この時間問題は国によって全然違いますね。普通に2時間くらいは遅刻する文化の国もありますので、それに比べるとドイツは日本と同じで時間を守ります。ただ、ドイツでは電車は遅れますし、似ているなと思っても全ての感覚が同じではないので、日本と全く同じというわけではないです。
とのことで、私が感じた似ているところを、まとめてみました。
それでは、ciao!
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