まだ結婚する前に数カ月、ドイツ人夫の家に滞在していたときのことです。
鍵が開けられなくて困ったことを覚えています。
ドイツでは家に入ると内側からも鍵を掛けます。そして、鍵は挿したままにします。そうすることで、外からは鍵穴に鍵を差し込んでも動かなくなるシステムです。
毎回、引っ越しやホテルに滞在するときは、鍵が簡単に開けられるタイプであることを祈ります。(笑)これは、ヨーロッパでは全体的にそうかもしれません。イタリアでも鍵が開かなくて友達がホテルの上まで来てくれたことがありました。
申し訳ない><
でも、いったん覚えると、とても簡単です。
ドイツでの鍵の開け方
オートロックドアはだいたいは、鍵をさしてから、じゃっかん回してから、くっと斜めの位置で押すと空きます。(右か左かはドアによって違いますが、だいたいは右に回しますが家は左です。)
家の方の玄関のドアは出た人が何回、鍵を回したかで、開けるときに回す回数が違ってきます。たいていは、2回ですかね。2回の場合は2回まわしてから、斜めの位置で押す感じで開くと思います。建付けの問題ですかね。開かないときは、取っ手を押すと開きやすかったりそのドアの癖があるので、それを覚えてしまえば、楽です。
内側からドアを閉めるときは?
さて、家に入ったら、今度はまた鍵穴に鍵をさして閉めます。開けるときが右だったドアだと左にまわして、あとはそのまま鍵をさしておきますが、真っ直ぐではなくて鍵が横になる位置で止めておきます。ドアによるのでしょうが、私は真っ直ぐにしておいたら、普通に夫が外から開けていたので、この鍵の向きも大事なようです。
鍵は忘れてはいけません!!
鍵をうっかり忘れてドアを閉めてしまうとそのまま、締め出されてしまうシステムのドアが多いので、鍵は必ず持ち歩くようにしましょう。忘れて出てしまった場合は家族を呼ぶしかないので、一人住まいの人は特に注意が必要です。
ドアノブ
ドアノブは回りません( ´∀` )
最後に
私はこの鍵問題は初めの頃は、何度も夫と練習しました。しかしながら、一番初めの、夫が単身で住んでいたアパート以外はわりと、コツがって、ガシガシ回したりしなくても開くタイプでした。またオートロック式のドアでも、一応はまわして閉めたほうがいいらしです。
今思い出すと、微笑ましいですが、はじめは、開けられなくて外に出ることができなくて、泣きそうになったこともありましたし、開けるときも、どう頑張っても開かなくて、通り掛かりの隣人が開けてくれたこともありました。
懐かしい思い出です。
それではciao!!