私は昨日、夕飯を作っているときにふと昔の思い出が甦りました。
私が小学校3年生から高校生まで住んでいた家の隣に私と同じ年の女の子がいたのですが、彼女は優等生というか、真面目なタイプの子でした。
もちろん、おてんばな私と、真面目な彼女ではタイプが違ったし、私はスポーツ系で彼女は文科系だったので、なんとなく接点がなくなって、同じクラスになることもなかったし、いつしか、かかわることが全くなくなってしまったのですが
中学生になったときのこと、私は全く知らなかったのですが、彼女あるグループから意地悪されたり、悪口を言われていたらしく、あるとき、そのグループの子が、今度は反対に仲間外れにされて、その子が私の隣の家の子に、謝って仲良くして欲しいと言ったらしいのです。
そうしたら、彼女、「もういいよ。仲よくしよう」と答えたらしい。
何で知っているかと言うと、そのことを、元々意地悪していた子から私は直接聞いたのです。家隣でしょ?彼女いい子だよねと。
突然、話しかけられてビックリしたけど。
彼女らしいな、でも、すごいな、と思ったものです。
人を許すことって簡単ではないし、私は結構、根に持つタイプなので、もしそれが私だったら、どうしただろう?いいよとは言いながらも、仲良くはできないかもしれない。
そう思うと、本当にできた人間だよなと、今思い出しても思うのでした。
許すと言うことでは、家の夫もかなり寛大です。
すぐに許す。
そう言われてみれば、家の姑もそうかもです。
人を許せる人って素敵ですよね。
私もそんな心の広い人間になりたいものです。
隣の家の家族は、今思うと皆いい人だった。
お父さんはお祭り好きで、街の消防隊で明るくて、でも厳しい人でもあったし、お母さんは絵にかいたような優しい人で、おばあちゃんはいつも、ニコニコ。お兄ちゃんもめっちゃ優しかった。
テレビに出てきそうな幸せファミリーという感じの彼女一家、今も元気に過ごしているといいなと思いつつ、今日は人を許すということについて考えたのでした。
それでは!Tschüss!!
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