コロナの影響なのか。
先日、一人で歩いていた時にまた、あの中国語の口真似をするのをされた。
高校生くらいの男性集団だった。そくれいの年齢でそういうことする人は少ないのでかなり引いたけど、たぶん観光客だったと思われる。
日本人はヨーロッパではひとまとめで、中国人と言われることがあるけど、
せめて中国人!と言われたならば、普通に「いや、日本人だけど」と正しいことが言えるが、あの口真似って完全にアジア人を馬鹿にした差別に感じる。
中国人に間違われるのが嫌だと思うのが差別だ。
という人もいるけど、私は中国人と言われのもニーハオーと言われるのもやっぱり気分の良い物ではないと思う。中国人がどうこうということではなく。
そのことを夫に言ったら、じゃあ、そのドイツ人にもポーランドかフランスの挨拶でもしてやったら?と言ってった。同じ土俵に乗ってしまうではないか!
そして、数日前には、家の両親くらいの男性が何か言ってきた。
でも、反対側に渡ってしまっていたから、あまり聞こえなかったので、何言ってるかわからなかったけど、戻って聞くのも面倒だったからそのまま過ぎ去った。
しかしながら、悪口を言われていると言うのはわりとわかるものです。
コロナのせだろうか、それとも、このあたりが多いのだろうか・・・。
私がアジア人の女だからだろうか。
こんな田舎で差別があるくらいだから、たぶん至る所で、嫌な思いをしているアジア人はたくさんいるのだろうなと思う。
私の以前のドイツ人へのイメージって、差別については徹底的に教育を受けていると聞いていたし、今までなかったので、あまり差別がない国なんだと勝手に思っていたけど普通にある。
もしかしたら、ここに来る前に住んでいたところは田舎過ぎて、アジア人がほとんどいなかったので、見られることはあっても、アジア人だ!何か言ってやれ!と言うのは全くなくて、むしろ遠くからも声かけてくれたりしていた。
だんだん慣れてきて、何か言われても「ふん」くらいに思って通り過ぎてしまっている自分がいる。この間の子供たちはともかく、夫がいると絶対に言わないくせに、そういうところは卑怯者だと思う。
いつの日か、そういう人にも言い返して正当な主張ができるドイツ語力を身に着けたいと思うのでした。でも、ドイツ在住の人たちはどうしているのだろう・・。やっぱり、聞こえないふりとか、なんかな・・と思いつつ、そのまま無視するのだろうか。
夫に言ったら、ここが多いんじゃないよここが、観光地だかじゃない!
と言っていた。確かに、どっちも観光客の装いだった。
夫の考えでは旅行先だから、問題作ってもすぐさようなら!
でも、住んでいる人はそうはいかないでしょ、とのこと。
何か言っても、帰るから関係ない。
もし住んでいるなら誰も問題作りたくないから、思ってても言わないよね。
もう二度と来ないから、テンション上がったし言ってしまえ!みたいな感じかな?
でも、やっぱり気分悪いよね。
それではciao!!