久々の語学音痴ブログです。
ドイツに来てから、日本人がよく言っているのが、他の国の人は会話が得意。
あんなに話せるなんてレベルが違う!
確かに、語学は経験なので、ドイツで働いている人に比べると、ただ学校で学んでいる人は会話力が劣ると思う。
そこはみんな、ぶち当たる壁なのですが、最近私は国際カップルのYouTubeを見ていて発見したことがあります。
もしかして、話術?というか、トリックがあるのではないでしょうか。
もちろん、100%理解できるほどに勉強している人もいますし、もうその語学を勉強してからだいぶたっている人は別として、数カ月でもうペラペラふうの人が語学学校にいて、日本人は焦って、やっぱり私は、ダメなんだ!と思いがちですが、私が経験したかんじで、もしかしたら、その手の人には聞き取りトリックではないか?と思いました。
え!?あの人私よりわかってないのに会話力がすごい!
・トリック1 とにかく話している
たぶん、この会話力がある人はアウトプットをかなり練習しているものと思われます。あとは、テキストを使っての勉強方法ではないので、聞いて覚えているので発音がわりと上手い。
・トリック2 話術テク
ポイントはここです!例えば、何か訊かれて答える(1回目)また答える(2回目)、しかしズレた解答。ここが、ポイントです。
実はこのトリック、2回目はわかってない。それでも答えているのです。でもこれは、一見、傍から見ると自分が言いたいことを優先させたのかな?と思える。だから、聞き取れているように思えるけど、実は聞き取れていない。
以前クラスに、ドイツ人の先生に会話力を褒められていた人がいた。でも、私のメインの先生は、勉強しなさいとよくその人に言っていた。主の先生は彼のレベルがわかっていたのでしょうね。
ある日、ほかの先生が来て、鍵をどこかに置くという話をしてきた。
でもその人、めっちゃ早口で、半分くらいしか理解できなくて、重要なところがわからなかった。それをどこかに置いたのか、はたまた持っていってどこかに置くといったのか。もう一度聞こうかなと思ったところ、
そこにいた、会話力すごい系の彼が、返事しまくっていたので、「わかった?」と聞いたら!Ja(はい)と言っていたから安心したのだけど、いざ私たちの先生がきて、あれ?鍵どこ?となったときに、その人は普通に言った。
「知らない」
「え!!
さっき分かったって言ってたじゃん!」
と思わず突っ込んでしまった。
先生の冷たい目線が彼にささっていた。
あとは、ノートを書いていて、次何するのか聞き損ねたので、勢いよく返事していた人に聞いたら、「え!わからない」とかもあってズッコケたり(笑)
クラスで一番、文法も聞き取りも会話もレベル違うじゃん!と思っていたら実は全然聞き取れてないじゃん!ということもあった。いやいや、違うってと突っ込みまくり。
そうです、外国人あるある、わかってないのにわかっているように振舞う。(笑)
全ては適当!!戦術です。
私はドイツに住むようになって感じたことがあって、ドイツで何か言われて、わからなかったり、短文などで答えると、「あー。この人わかってないな」となり、全く話し掛けれてもらえなくなる。
だから、たぶん、英語をけっこう話す人はそれを経験しているからか、わりとこの、聞き取れてるふりする人がいるようです。日本だと、聞き取れなかったら、ゆっくり言うとかするけど、そいういうの、あまりドイツ人はしてくれない。
まあ、チンプンカンプンな回答をしていたとしても、要はコミュニケーションを成立させるということが重要なのですね。
とこのように、いっけん、すごい!
私なんてと、思いがちですが、あながちそうでもない。
勉強して同じクラスにいるのならば、同じレベルです。
安心してください。
相手が聞き取れているときに、こっちが聞き取れなかったり、その反対もあり。
あまり真面目に考えすぎないことが鍵です!
ということで、同じ語学音痴の方の励みになれば嬉しいです。
では!!ciao