ドイツは虫がとても多いですが、ドイツで日本人が一番注意しなければいけないのがWespe【スズメ蜂】です。
ドイツ人は刺されても、そこまで大事にはならないようですが、日本人が刺されると引くくらいに腫れて、まわりのドイツ人も大騒ぎとなる。
「なんでそんなに腫れるの!!病院!!いかないと」
なんてこともあったり。
Wespeは、バーデンヴュルテンベルク州、(Baden-Württemberg)に住んでいたときはものすごい多かった。ブドウ畑やフルーツが多いのが原因ではないかと思われますが、外でビールやジュースを飲んでいると、ビックリするくらい群がってくることがある。
しかしながら、ヨーロッパの人は手でさっと追いやったりして、全然動じない。
これはすごい!手でサラーっと風に流して追いやる。
でも、今住んでいるところは、フルーツやブドウ畑がないので、そんなにいない。
来ても、1.2匹くらい。
さてさて、このWespeですが、実は殺したらいけないとされている。
殺したり、傷つけたら罰金があります。理由としては、滅危惧種に指定されているからです。罰金額ですが、お得意の州によって違います。
ご興味のある方は下記に罰金額があります。
https://www.bussgeldkatalog.org/news/wespe-toeten-droht-ein-bussgeld-oder-ist-das-erlaubt-645445/
すんごい高い!
給料の何ヶ月分にもなる。
そうはいっても、特例があって、アレルギーなどの理由があれば、必ずしも罰金を払う必要がないですし、あとは、ちゃんと駆除の会社に頼むなど、ルールを守れば罰金にはなりません。
というのを、私はドイツに来たばかりの頃に夫に聞かされてきましたが、実際はまあ普通に殺してる人もいるし、あとはある方法を使用して駆除していることもある。場所によっては、数えきれないくらいの蜂が群がってきたりするので、そうなるともう絶対に刺される人が出てくるよね?
ということで、甘い汁の瓶をおいておいて、そこに入ってWespeが死んでしまっても、自らだからさ、殺してないのよということになるようですし、ほとんどの人は、もしも誰かがWespeを叩いたとしても、見て見ぬふりをするでしょうが、いろいろな人がいますからね。
ルールは絶対のドイツなので人目があるところで、Wespeに会ったときは、じっと動かず耐えてください。何もしなければ急に襲ってくることはない。ただ、椅子や背もたれによりかかる、窓を閉めるとき、芝生をあるくときは、注意しましょう。
気が付かずに、触ってしまって、相手が襲われたと感じたら刺してきます。
とのこで、今日はドイツで一番注意が必要な【Wespe】についてでした。
Tschüss