そうだ、思い出したのですが、確かはじめは、5日間の入院と言われていたのでした。
ドイツでは、小さい子宮筋腫の場合は日帰りがあるので、5日間は相当長いな。
と思ったことを記憶しています。
私の筋腫は日本の検査では10センチ近く、とのことで、ドイツでは9-11センチくらいかも?とのことでした。
※入院2日目は長くなるので、①と②に分けて書きたいと思います。
と、まあ朝になり、
「kaffee oder Tee?」(コーヒーかお茶?)
とかなり、元気よく配膳の人たちが入ってきました。
まだ、お腹が張り過ぎていて、苦しい私・・・
こ・こ・コーヒー?
手術翌日に?OKなの?
しかしながら、「Nein Dnke」と言うだけで、精一杯。
「あら?痛いのね。かわいそうに」
と言う感じに、去っていきましたが、食事は置かれました。
じゃーん!!
ドイツです!パンとハムとチーズです。
これは、朝・晩と同じで、夕食はヨーグルトつきでした。
お腹のハリが和らぐかもと、少しかじってみましたが、やっぱり、きつい・・・。
とのことで、朝の回診がはじまり、
先生たちがまわってきました。
ドキドキ、
「うん。大丈夫そうだね」
とのことで、この辺の初日のやり取りはちょっと、記憶が曖昧・・・
そうそう、前日の夜中に水を取ってくれた女性ですが、その日の夜に友達とお出かけしていました。そして、この日のお昼に退院していったのでした。
とのことで、この日は、お昼から夕方までは一人でした。
看護師さんは定期的に来てはくれるのだけど、体を起こしてくれたのも、一度だけ。
全然画期的な機能はなかったので、どこかに捕まって一気に起き上がる、かなり痛い。
やっぱり、義母に来てもらったらよかったかもと、一瞬考えましたが、いやいや、ストレスとで余計に悪化するだろうと・・やめておきました。(笑)
あとは自力で・・。
スパルタ!噓でしょ?
しかも、点滴の管もずっと繋がれたままで、手が動かせない。
点滴はしてなくても、抜いてくれない。
(時間によって看護師さんは変わるし数人来るときもあるのだけど、かなり怖い人が数名いました(汗))
そして、昼前くらいに突然、手術着の男性が入ってきて
「あー。君君、まだ説明していなかったよね。」と登場。
先生?
「英語は少し大丈夫だったよね?」
「はい・・でも、簡単な英語だと助かります」
とのことで、何の前触れもなく現れた執刀医に説明される私・・・。
確か、君のはオレンジくらいの大きさだったけど、綺麗に取り除いたよ。問題ない。
全部で4つくらいあったよ。他のも取っておいたよ。
どう?体調は?少し痛い?
とか、そんな感じのことを言っていたと思う。
しかしながら、こういうのって、夫に説明してくれるのかと思ったけど、全くなしなんだと、結局、夫は退院の日まで医者とは話してなかったはず・・・?。
でも、電話で話したって言っていたかな?
このあたりのアバウト差はさすが、ドイツな感じです。
(たいした病気じゃなかったからかな?)
そうそう、看護師さんは定期的に様子を見に来てくれたと書いたのですが
入ってくるたびに
「Trinken Sie viel Wasser」
(水をたくさん飲んでください!)
とお昼までいた、女性も笑っていたけど、耳にタコができるくらいに、必ずこれ。
部屋に入ってくるときの第一声がまず、これ。(焦)ずっと言っていたなと、言い方がまたすごかった。
文字にすると伝わらないのが残念、このモノマネをすると、みんな笑ってくれる。
それも今やいい思い出です。
とのことで、入院2日目②へ続く