ドイツでは誕生日に自分でパーティーを開いて友達や家族を招待します。
はじめこれを知ったとき驚きました。日本では誕生日だからと友達や同僚がお昼を奢ってくれたり、ちょっとしたプレゼントをもらったり、夜にパーティを開いてくれたりとどっちかというと、自分が何かを貰える日という感覚が私にはありました。
(図々しい感覚ですみません)
私たち夫婦は誕生日を祝われることがあまり好きではないので夫婦でひっそりと過ごしますが、義弟は毎年盛大な誕生パーティーを開いています。
結婚してから今年初めて、夫さんは誕生パーティーを開きました。と言っても家族だけ集めて(笑)もちろん、食事などは自分たちで全て準備しなくてはならないので、本当に大変でした。当たり前のように全然何もしない夫さん。私は家庭的ではない女なので一人で全て準備するのが大変でした。
これも、料理嫌いな自分に対しての修行だと思うことにしました!
そして、私の誕生日には姑さんが何が欲しいか聞いてくるのも恒例になりつつあるのですが、
例えば「じゃあ、圧力鍋」というと、
「あー。そうね。圧力鍋はちょっと、あなたには必要ないからミキサーは?」
という姑・・・。後から知ったのですが、圧力鍋ってけっこう高いのですね。必要ないって何なの?><
それで、結局はボディークリームとかハンドクリームが届くと言うのが3年間続いております。(笑)
そんな姑さんですが、今年はコロナがドイツでも大問題となっています。ある日、
「あなた誕生日だから、家にいらっしゃいよ。ケーキを一緒に焼いて食べましょう。電車で来たらいいわよ。そうしたら、夫さんは運転しなくていいから休めるじゃない!」
と提案してきました。夫さんが
「彼女は普段電車にあまり乗らないし、一人で2時間半以上しかも、乗り換えを何度もしないといけないから難しいよ。」
とのやり取りで、その後、姑さんが車で長時間来るの嫌なら電車に乗ってと話したらしのですが、なんと姑!!!
「電車は嫌よ!こんなにコロナが広がっているのに、感染したらどうするのよ!」
と言ったらしい。
ちょっと待て!!!!!!!私はいいの?感染しても?
目が点になる私・・・・・・
まあ、もう彼女はそういう人なのだと思うことにして気にしないことにしました。
話が逸れましたが、そんな感じで、ドイツでは自分でいろいろ準備するというシステムです。しかし、もちろん呼ばれた人も何かしら持って行きます。飲み物やちょっとしたプレゼントやケーキなど。
なので、ホームパーティーを開くという感覚ですかね。今年も私の誕生日はひっそりと夫さんと静かに過ごしたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。