以前に私はドイツで酔っ払いカップルに絡まれたことがあって、「ベトナム?」とかいいながら、抱き着かれてかなり、あの時は怖かったのですが、
そして、いつもの気にしーな私は、しばらくなんとなくどんより・・。
私としてはアジア人だから、絡まれた。からかわれたと思ったのですね。ベトナム人と言われたから落ち込んだのではないです。ベトナム大好きですし、ドイツ人にとってはアジアは一括りに思っている人もいるので。
すると夫が言ったのが
「君の容姿はどうしても、アジア人でそれは変えられないんだよ。君はどうやっても見かけをドイツ人にすることはできなのだから。気にするだけ損だよ。」
はっとしました!
そうです。私はどうしても見掛けはアジア人で、それは変えることができないのです。
なので、もうそのことで差別してくる人、嫌なことを言ってくる人に対してイライラするのはやめようと思ったのでした。もちろん、間違った差別を受けたら主張するつもりではいます。
国籍は変えることはできても、姿形、育ってきた環境、馴染んでいる文化は変えることはできないのですよね。だからこそ、自分は自分らしくいるべきだと私は思います。
何人だからこうしないといけない!なんてことはない。
前に書いた日本人は服装を気にする?のできごとでもそうですが、海外生活では自分を見失わないこと、自分らしくいることが、とても大切なことだと思います。
日本には郷に入れば郷に従えと言う言葉がありますが、これを勘違いして、全て投げ捨ててまでも郷に従えと言う意味ではないということを、海外で生活する場合は、心に留めておくことも重要です。
それにしても、海外生活で嫌な思いをするときって、いまのところドイツ人からではなくて、98%外国人からの嫌なことです・・・。残念。
それではciao!!