
私先日、ある人と知り合ったのですが、まあ言動がキツクて。
年齢であーだこーだ言うのはすきじゃないけど、私がもしも65才くらいになったときに、人を傷つける人でありたくないなと思った。
人にキツイことを言う人の心理ってたぶん、人の気持ちが考えられないはまず間違いない、それよりも言ってやった。正しいことを言っていると思い込んでいる。完全に自己満足。
あれで人生終えるのかと思うと可哀想。
彼女みたいな人は多くはないけど、ドイツにもたくさんその手の人はいる。
私前回のクラスで知り合ったウクライナ人の女性がその人と同じ年だったのですね。65歳。
その人は、お医者さんで、健康についてもアドバイスたくさんくれるし、娘さんを紹介してくれたり、ドイツ語のためにと募集している仕事の情報とかいろいろ紹介してくれたりする。
優しい人ってやっぱり強い人。
自分たちだって大変な状況だと思うのに、それでも人に何かをしてあげようと思える人間はすごいと思う。
いつも自分が思う正しいことをすることは難しい。
それは環境がそうさせるかもしれないし、みんなと違う意見をいうことに恐怖を感じるのかもしれない。強いものに巻かれた方が楽。
いつも正しいと思えることをするのは実は勇気がいる。
無関心でいたり、時には嫌なやつになるほうが百倍も簡単。
どんな環境でも境遇でも人に優しくできる人こそが、本当に強い人なんだなと実感する出来事だった。
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